こんにちは、やさりぃです。
このブログでは、文系だった私がどのようにして理系になり、薬学部に進学したのかを書いていきます。
今回は私が中学2年生だったころの話を皆さんにお伝えしたいと思います。
薬学部を目指す気持ちが芽生えた学年になります。
下記に当てはまる方は、ぜひ最後までご覧ください。
- 文系から理系への進路変更を考えている方
- 薬学部への進学を考えている方
この記事を読むと、やさりぃが中学2年生の時どういう子だったか、やさりぃの読書習慣、やさりぃが薬学部を目指した経緯についてがわかります。
結論は以下の3点です。
- 二次元にはまり始めた生徒会役員・卓球部員
- 文学・理系問わず様々な本を読んでいた
- 薬のことを学びたい!と思った
それでは先に進みましょう!
中学2年生の頃のやさりぃ:二次元にはまり始めた
中学2年生の私は、今までの人生の中で一番ダークな時期を過ごしていました(笑)
家庭環境・学校環境ともにストレスが大きくかかった時期でした。
現実逃避をするためにアニメにはまっていきました。
MAXで週に7本のアニメを見ていた気がします。
どこにそんな時間があったのか今ではよくわかりませんが・・・(笑)
とはいえ成績は中学1年生の時と変わらず、学年上位1割以内に入っていました。
1学期の中間テストでは5教科の合計点が学年1位でした!
やさりぃの読書習慣:とにかくいろんな分野の本に触れる
さて、ここからは読書習慣について話しますが、今振り返るとすごくいい習慣だったなあと思います。
やさりぃはもともと読書好きでしたが、同じ本、同じ作者、同じシリーズの本ばかりを読んでいました。
それを見た姉が一言。
「もう少しいろんな人の本を読んでみたら」
ほんとにささいな一言ですが、これが結構響いたんです。
当時はいろんな作者さんの本に触れる意義がわかっていなかったので
「なぜお姉ちゃんに言われなければいけないんだ?」と反感の気持ちを抱いていました。
なんだか悔しかったので、じゃあ様々なジャンルの本を読もうじゃないかと思い、
私の読書習慣が変わりました。
本の選び方
私は市の図書館で本を借りて読んでいました。
それまで特定のコーナーにだけ向けていた足を、ほかのコーナー・棚にも向けました。
同時に10冊、2週間の貸出期間を存分に使って次のように本を選びました。
- 小説:1冊/回。作家の五十音順
- 文豪:1冊/回。自分が知っている作家
- 理系:3冊/回。数学・化学・物理の棚から1冊ずつ。
- 中高生新聞:3冊/回。中高生新聞のおすすめ本から
- その他:2冊/回。空想科学読本や心理系などほかの棚から
1回に10冊も借りて2週間で読み切れるの?と思った方
ごもっともです。読み切れるわけがありません(笑)
とりあえず1章くらいは全部読んで、面白かった本は最後まで読んでいました。
それでもいいと思うし、それでよかったと思っています。
理系の本は、とにかく少しでも興味を持って読めるものを選んでいました。
というわけでイラストが多く、カラフルなものを探して選んでいました。
そういった点でブルーバックスはおすすめです。なぜなら基本的に図があるからです。
また、ためしてガッテンシリーズもお気に入りでした。
身近な話題を誰でもわかるような言葉で科学的に解説しているので
とっつきやすく、理解もしやすかったです。
この読書習慣がやさりぃの未来を決めた!?
では実際に読書習慣を変えたことで何が変わったのか、今振り返って思うことは2点です。
- 理系分野に抵抗を持たなくなった
- 研究室を決めるきっかけになった
理系の本を読んでいたことで、専門用語や単位に触れることができました。
当時それが何かの役に立ったというわけではありません。
しかし、高校の勉強では「なんか聞いたことあるな」と思う機会が多かったような気がします。
「なんか聞いたことある」それだけで、苦手分野に対する抵抗感はぐっと減ります。
また、本との出会いは時に人生を変える力があります。
私の場合は、「新しい免疫入門」という本が今の私に大きな影響を与えています。
はたらく細胞をみて免疫に興味を持った私が、この本に出会ってどれだけ感動したことか。
この本の著者さんのところで研究したい!と思ったときもありました。
現在は別の大学ではありますが、免疫系の研究室に配属される予定です。
薬学部を志望した理由:薬のことを学びたかったから!
さていよいよ本題です。
これまでのブログで書いてきた通り、やさりぃはもともと文系でした。
将来の夢も、得意科目も、かなり文系寄りだった私が、なぜ理系になったのか
今回はその理由に着目してお話しします。
どのようにして理系になったのかは、今後のブログを読んでいただければと思います!
やさりぃの原点は当帰芍薬散!?
やさりぃが薬の勉強をしたい!と思ったのは当帰芍薬散という漢方薬がきっかけです。
私は中学生のころ、ひどい貧血と月経不順を抱えていました。
かなりつらかったため、婦人科に通い、処方された薬が当帰芍薬散でした。
とにかく美味しくないので、いつも文句を言いながら飲んでいました(笑)
薬を飲み続けて半年か1年くらいたったころ、あることに気づきました。
毎年末端冷え性でしもやけに悩んでいたのが、しもやけができていない!
なんなら夏にはあせもができるくらい、体があったまっている!(笑)
月経不順も、徐々に良くなっていって、今ではきれいな周期で生活できています。
これに気づいたとき、すごく感動したんです。
当帰芍薬散は、私の体の内側からアプローチして治してくれたんだと。
どうしてそんなことができたんだろう、漢方薬ってどうして体に効くんだろう?
この答えを知るには、薬学部に行くしかない!
そう思って薬学部に進学することを夢にしました。
薬学部は理系学部なので、理系にならざるを得なかったですね(笑)
今のやさりぃが感じること
やさりぃは、「理系になりたい」でもなく「薬剤師になりたい」でもなく
「薬の勉強がしたい!」
この一心で大学受験に立ち向かった結果、今大学で薬学を学んでいます。
今は、薬学部に来た理由が「薬の勉強がしたい」でよかったなと心から思います。
「薬剤師の資格がほしいから」という理由だけでは、大学の勉強を頑張れなかったと思います。
どうしても、現場では使わないであろう知識を学んで、覚えなければいけないからです。
一方、「薬の勉強がしたい」という原動力なら、薬学にかかわるすべての科目に興味を持つことができます。
最初は「これは薬学になんの関係があるのだろう?」と思うこともありましたが、
学年が進んで専門科目を学んでいくうちに、それまでに学んだ知識を基にして習う場面が多く出てきました。
大学の勉強はすごく楽しいです!(笑)
バックグラウンドがどうであれ、目標に向かって努力していけば
たとえ自分が望む一番の形ではなくても、自分がやりたいことにたどり着くと思います。
だから怖がらずに、立ち向かって努力してほしいなと思います。
まとめ
今回は、中学2年生の頃のやさりぃ、当時の読書習慣、理系になった理由についてお話ししました。
次回は中学3年生の頃のやさりぃ、高校受験についてです。
私を現役で公立大学の薬学部に合格させてくれた高校を選択した背景についてお話しします。
それでは、今日はこの辺りで。
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